赤ちゃんの頭の形が気になる。ドーナツ枕が頭の形のゆがみ対策として有効と聞いたけどどうなの?どうすれば赤ちゃんの頭の形をよくできるの?
そんな方へ。
頭の形は大人になってもついてくる問題です。赤ちゃんの頭の形は0歳児のときに決まってくるので、丸い形になるようにしてあげたい。そんな親心がありますよね。
そんな中、ドーナツ枕を検討されている方も多いと思います。
しかし結論は、ドーナツ枕は効果があるとは言い切れないので、過信せずに一つの手段として考え、他の方法と組み合わせて使うべきというものです。
本日の記事内容
- 赤ちゃんの頭の形の予防にドーナツ枕は効果がない
- 赤ちゃんの頭の形の予防に効果がある5つの方法
私たち夫婦も息子の頭の形を良くしたいという思いがありました。そこで生後1か月頃から息子にドーナツ枕を使って頭の形予防をしていました。ところが、頭の形が悪くなってしまいました。
最終的にはヘルメット矯正をして頭の形を治しました。
そんな経験から記事を書いていきます。
それではまいりましょう。
赤ちゃんの頭の形の予防にドーナツ枕は効果がない
ドーナツ枕は必ずしも効果があるわけではありません。
ドーナツ枕が医学的に効果が実証されていない
実はドーナツ枕は医学的にその効果が明らかになっていません。
ドーナツ枕を使って頭の形が改善した例と、全く改善しなかった両方の例が報告されているからです。
私の息子も頭の形をきれいにしたいという目的から生後1か月くらいからドーナツ枕を使用していました。しかし、生後5か月になるころには頭が大きく変形し、病院ではヘルメット治療が必要と判断されるほどでした。
赤ちゃんの頭の形の予防法・改善法で調べると通販サイトでたくさんのドーナツ枕が出てきます。なので、当然効果があると思い込んでしまっていましたが、実は効果がみられないこともあるようです。
ドーナツ枕は口コミは賛否両論
ドーナツ枕で通販サイトの口コミを調べると、良い口コミが見つかる一方で、ドーナツ枕を使ったけど頭の形がよくならなったという悪い口コミもよく目にします。
良い口コミ
慌ててレビューを読み漁り、こちらの商品を購入。
使用して2ヶ月が立ちますが、すっかりマルッとした頭に戻ってくれました。今ではどこに行ってもまず頭の形を褒められるほどに綺麗に。ホント、この枕のおかげです。
悪い口コミ
何回か使用しているうちに、
子どもが嫌がり始めたのですが気にせずご機嫌をとりながら使用を続けてみました。
正直頭の形が治ったようには思えません。
悪化は防げたのかも知れませんが
改善効果は無かったに等しいです。
様々なサイトを確認しましたが、良い口コミと悪い口コミは7:3くらいでした。
私がヘルメット矯正の是非の診断で病院に行ったときには、こんなことを言われました。
つまり良い口コミは、枕のおかげかもしれないし、時期的な問題で治っただけかもしれません。
ドーナツ枕を過信しない
大事なのはドーナツ枕の効果を過信せず、頭の形の改善の一つの方法として使うべきということだと思います。
前述しましたがドーナツ枕は効果があると立証されていないだけで、効果がないと断定されたわけではありません。
その証拠に実際に効果があったという声も多数寄せられています。
したがって、ドーナツ枕だけに頼るのではなく、他の方法と組み合わせて使うことが重要です。
したがって、ドーナツ枕の効果を過信せず、頭の形の改善の一つの方法として使っていくことが重要です。
赤ちゃんの頭の形の予防に効果がある5つの方法
赤ちゃんの頭の変形対策を5つ挙げます。
ドーナツ枕
前述したように、ドーナツ枕は効果があったと多数報告されています。一つの方法として考えてよいでしょう。
枕が円形になっていて頭にかかる圧力を分散してくれるため、頭の変形を抑えてくれます。
背中にタオルを挟む
赤ちゃんの向き癖がついている方の背中にタオルを挟んで、逆向きを強制的に向かせることで向き癖を治し、頭の形を整える方法です。
ただし、赤ちゃんが嫌がったりするので徐々に慣らしていってあげる必要があります。
私たちの息子には生後5か月にこの方法を試しましたが、既に頭の変形がひどくなっていたため、嫌がってすごい泣いてしまうのでうまくできませんでした。頭の形を早い段階で観察してあげて、少しでも歪んでいるかなと思ったら実行していく、というのが重要です。
逆方向から話しかける
逆方向から声をかけることで反対を向かせます。
大好きなお母さんの声や、興味を引くようなおもちゃの音がすればそちらを向いてくれます。
しかし、向き癖がついているとなかなか向いてくれないこともあるので、根気をもって取り組みましょう。
抱っこの向きを変える
抱っこの向きを適度に変えることも効果的です。
いつも同じ方向で抱っこしていると頭の片側にだけ圧力がかかった状態になるからです。
授乳時や寝かしつけの際に抱きやすい方向ってありますよね。つい得意な方向ばかりでしてしまいがちですが、赤ちゃんの頭の形のためにも片方ばかりにならないように気をつけましょう。
なるべく腹ばいにする
首が座ってきたらなるべく腹ばいになる時間を増やしましょう。
寝ているとどうしても向き癖のある方向に向いてしまい、変形が進んでしまいます。腹ばいの状態であれば、頭に圧がかからないため、自然な頭の形の成長を促すことができます。
まとめ
赤ちゃんの頭の形の改善について、ドーナツ枕だけでは確実な効果は期待できません。
ドーナツ枕も有効な手段としては考えてよいですが、それだけでなく他の方法と組み合わせていきましょう。
頭の形は大人になってもついてくる一生モノの問題です。赤ちゃんの時から良くなるように気を付けてあげましょう。