そんな悩みを持っている方への記事になります。
座ってもらうのに大事なのは、
子どもの座らない気持ち・理由を理解する、
子どもが座りたい・座ろうと思うように促す、
だと思っています。
私の息子も2歳の誕生日にストライダーをプレゼントして乗り始めたのですが、3カ月ほどストライダーに座らない状態が続きました。
しかし、これから紹介する方法を試していくことで、サドルに座って乗るようになりました。
是非試してみてください。
本記事の内容
- ストライダーに座らないのはなぜ?
- ストライダーに座らせる工夫
- ストライダーをする際に親がすべきでないこと
ストライダーに座らないのはなぜ?
なぜ子どもがストライダーに座ろうとしないのか?
まずはこれを理解する必要があるのかなと思います。
これが理解できれば、座らせるための適切なアプローチを打てるようになります。
またがって歩いているだけで楽しい
子どもにとってはまたがって歩いているだけで楽しいんですよね。
「楽しいからじゃましないで!」って感じですね。
そんな時は無理に座らずに子どもの好きなようにさせてあげました。
ストライダーに乗ること自体が嫌になってしっては元も子もありませんからね。
なので、この楽しいと思う気持ちを大事にしつつ、座らせるための工夫をしていくことを心がけました。
私の息子もずっと2か月くらいずっとまたがってましたけど、すごく楽しそうではありました。
この楽しむ時期があったから、次にいこうというやる気につながったと考えています。
速く走れるものだと知らない
子どもはストライダーの乗り方を全く知りません。
当然速く走れるものだとも知らないですね。
なぜなら、ストライダーに初めて乗るし、乗っている人を見たことがないからです。
知らないことはやろうとも思えないわけですね。
例えば、釣りを見たこともないのに、道具だけ渡されて「魚を釣って」って言われても無理ですよね(汗)
子どもは好奇心の塊なので、ストライダーの上手な乗り方を見せてあげれば「あんなふうにのりたい!」と思いそうですよね。
座って漕ぐと速く走れると知らない
仮に上手に乗っている子を見たことがあったとしても、実際にどのように乗っているかを理解するのは難しいですよね。
それは、大人でも同じじゃないですか?
コーチに教えてもらってはじめて、「そうやってやるのか」と理解した上で練習するからうまくなる。
子どもにとってのコーチは私たち親。
親である私たちが子どもに上手にヒントを与えてあげるのが大切ですね。
ストライダーに座らせる工夫
では、子どもの気持ちが理解できたところで、実際にストライダーに座らせる工夫を紹介します。
ストライダーが上手な子がいる場所にいく
さきほど、ストライダーの乗り方をそもそも知らないと言いました。
つまり、まずは乗り方を知る。
これが大事ですね。
そこで、ストライダーを良く乗る子どもがいる公園を探してそこで遊びましょう。
上手にストライダーに乗っている子を見て
「あんな風に乗りたい!」「速く走れるようになりたい!」
そう思う気持ちが子どもの原動力になります。
この時期はお友達と遊びたくなる時期みたいで、私の息子も「待ってよー」とか言って他の子と一緒に遊びたそうにしています。その中にはストライダーを上手に乗りこなす子もいます。
その中から何かを感じたのか、この少し後に座って乗れるようになりました。
このように上手な子どもだったり、少し自分より年上の子と接することはストライダーに限らず成長するために重要なことですよね。
椅子を高くする
椅子を高くすることで強制的にお尻がサドルに乗ります。これで、「座って乗ることもできるんだー」って気づくんですね。
子どもがストライダーに乗れるようになるためには
- ステップ①またいで乗る
- ステップ②座ってこげるようになる
- ステップ③速く走れるようになる
こんな感じの順番です。
まずは、椅子に座って乗る方法があるということを気づかせてあげることが重要かなと。
上手に乗る練習はその先にありますよね。
正しい乗車姿勢は、サドルに座った時に膝が軽く曲がる姿勢です。
しかし、座るきっかけとして一時的に高くするのは効果的だと思いますよ。
3輪車、4輪車で座って乗る感覚を養う
ストライダーに乗る前に3輪車、4輪車で練習するのも効果的です。
やっぱりストライダーって難しいですよね。
両足でバランスをとりつつ、地面をけって前に進む。
こんな難しいこといきなりできません!
なので、
3輪車で座ってこぐ、という感覚を養うのです。
この「座ってこぐ」という部分を3輪車を使って練習しておけば、
ストライダーに乗るときも自然と座るようになりますし、乗るときは「バランスをとる」ということに集中できます。
ストライダーをする際に親がすべきでないこと
最後に子どもにストライダーを座らせようとしたときに、してはいけないことについて触れたいと思います。
無理強いをしない、楽しくが大前提
この記事を読んでいる方は、子どもにストライダーに座ってほしいと考えていますよね。
その思いが強すぎると、子どもに強く当たってしまい無理にさせようとしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、無理強いをするのは絶対にNGです。
これはストライダーに限らず子育てのすべての場面において言えることですが、無理強いはいいことないですよね。
子どものやる気を奪うからですね。
私たちもただただ楽しく遊んでいるときに
「違う違う、こうするんだよ!」とか言われたら、テンション下がりませんか?
「これでも十分楽しいし!」とか思いますよね?
子どもも特にうまくなりたいとは思っていないかもしれません。
子どもの気持ちを大事にしましょう。
人と比べない
比べることは親の焦りにつながって、
子どもに無理強いをすることにつながります。
周りの子がうまく乗れているとつい焦ってしまいますよね。
でも、他の比べてもいいことはないですね。
上手な子は、早く始めたのかもしれません。
生まれつき運動神経がいいのかもしれません。
より多くの時間練習をしているのかもしれません。
生まれつき運動神経がよいのかもしれません。
私も親として比べてしまう気持ちはわかりますが、
ぐっとこらえて見守ることを心がけましょう。
最後に:うまくなる過程にこそ価値がある
子どもにとって「うまく乗れること」よりも大事なことがあると思っています。
それは、「うまく乗れるようになる過程・努力・工夫」です。
子どもの努力を気長に見守りましょう。
これからたくさんの困難と向き合っていくときに、乗り越えていく力が大事になります。
ストライダーに乗って上達する過程で、
頑張ればうまくなれること、
上手くなるのが楽しいことであるということ、
誰かのまねをするのが大事なことであるということ、
などたくさんのことを学びます。
この学びこそに価値があるんですよね。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。